現役テレビディレクターで、メディアPR戦略パートナーの吉田アキです。
昔からテレビ大好き♪ドラマ大好き♪でテレビを観ている時間は長かったのですが、今は4歳児と共存しているのでそうもいかず、番組を決めて観ています。
動画の研究のため、またクライアントさんに適するPR先を見つけるため、という若干冷めた目線でのテレビ番組との向き合いではあるのですが、そんな中でも思わず見入ってしまうものがあるんです。それこそが、何かを愛しすぎて、その追求具合が突き抜けている人のVTR。
“神は細部に宿る”
起業家が出演したいNo.1番組「情熱大陸」(TBS)や、女性起業家さんにはぜひ狙ってほしい番組「セブンルール」(フジテレビ)といったドキュメンタリー系もしかり。ザ・マニアックな人が出演するバラエティ番組「マツコの知らない世界」は、業界視聴率(=テレビ制作者が観ている率)が今だにめちゃくちゃ高いです。それはやっぱりテレビを作る人間から観ても、面白いからなんですよね。マニアックに追求しているからこそ、その人だけに見えている世界があって、それは多くの人にとって未知のことなので、そこには発見があり、面白さがあります。「神は細部に宿る」という言葉がありますが、まさにそれです。
それはそこに映る人物そのもののマニアックさだけではありません。その番組を作っている制作スタッフがいかに細部にこだわって描いているかもそう。密着取材中に、ともすれば見逃してしまいそうな一瞬の出来事、取材対象者がふと見せた表情や発した本音、それらをしっかりカメラに収めて、OAで一つのエピソードとして立てているのを観ると、そこに担当したディレクターの想いや人柄を感じますし、そういう人の“素”が見える瞬間は、思いがけず人の本心に触れたドキドキのようなものを感じさせ、視聴者の心を掴むのです。
私は自分でカメラも回すディレクターなのですが、密着取材の際は、ほぼカメラを止めません。取材対象者との向き合いの中で、いつ、どんな瞬間が訪れるか分からないし、それを逃したくないからです。これができるのはデジタル収録の時代だからこそですね。おかげで編集プレビュー(撮ってきた素材を全部見返す作業)は大変ですが(笑)それくらい貪欲に向き合ってこそ、人が思わず見入ってしまうVTRができるのだと思っています。
その「こだわり」はメディア出演を引き寄せる!?
ビジネスをされている皆さんには、それぞれ専門分野、好きなこと、得意なことがありますね。動画発信する際、ほんの少しでも、ちょっとマニアックと思われるかもしれないくらいの、あなたのこだわりを入れると、あなたのことをめちゃくちゃ好きー!というファンが付く可能性は高くなるはず。そしてその動画がメディアの目に留まったら…出演のオファーが来ることも夢ではありません。(実話です。私もたまたま観た動画が面白くて、出演オファーをしたことがあります)
個人発信の動画が溢れる中、いかに見てもらえる動画を作れるか、その業界でいかに抜きん出られるか、キーワードは「こだわり」。さぁあなたがマニアックに語れることはなんですか。
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