コロナで需要拡大【ビジネス動画の撮り方】映りを良くする方法とは?

新型コロナウィルスの感染拡大を受け、セミナーやイベント中止などが相次ぎ、自宅にいながらにしてできる、オンライン発信や動画発信の需要が高まっています。毎朝Facebookライブをする、Zoomで朝活をする、オンラインで繋がりながらお話し会や飲み会をするなど、これまでやっていたことをオンラインで精力的に始めた方もいますし、今回の事態を受けてオンライン発信を始めた方もいます。

コロナ収束の見通しが立たず、リアルでの活動がままならない中、オンライン発信やeラーニング(動画教材)の需要はますます高まってきます。この波に乗るかどうかは、今後のあなたのビジネスの発展を左右するかもしれません。先週、オンライン発信を始めた私のクライアントさんはかなり撮り方も、映り方もこなれてきています。やったもの勝ち、慣れたもの勝ちです。

また「動画は文章の6倍の情報を伝える」と言われます。ビジネスで動画を上手く使いこなせたら、その“伝える”チカラで、あなた自身のパーソナリティをより深く知ってもらって、お客様から選ばれる確率を高めることができます。今、リアルで動けない中で、オンライン発信や動画発信でファンを作り続けることが、その後にどれだけ影響があるか、計り知れません。今回はビジネスの発信ツールとして動画を使うならぜひおさえておきたい、動画撮影のコツをお伝えします。

動画とは?

動画=「動く」画

私が動画を再生してがっかりするものがあります。それは写真をコラージュして、音楽をつけただけのもの。よく見かけませんか? でもそれは動画ではなく、スライドショーです。動画とは、画面が動くのではなく、映っている人や対象物が動いているもののことを言います。

動画はファンを増やすための強力な手段

皆さん、例えばこんな経験はありませんか?SNSの写真見て「素敵だな、会ってみたいな」と思って行ったら、その人の印象がまるで違っていて驚いたこと。私は結構あります。今の時代、写真は“盛る”ことも、修正することもいくらでもできますが、動画は正直です。声も、話し方も、表情も、仕草も、その人がすべてが出ます。そこは怖いところでありますが、逆に最大の強みでもあるんです。

動画はウソをつけないと分かっているから、私のようなメディアの人間は取材前に必ず動画を見て、取材対象者の雰囲気や喋りをみます。もし同じことを喋れる専門家が2人いたとしたら、その喋りで判断することもあります。また人そのものでなくても、スポーツなら競技の様子や動き、職人さんならそのテクニックなど、必ず動画で確認します。

それはお客さまにとっても同じです。事前にあなたの映った動画を見て参加してくれたお客さまは、もうすでにあなたの「ファン」と言ってもいい。動画に映るあなたのことを「いい」と思ったから、リアルでも会いたいと思ったから、来てくれたのです。実際、私のクライアントさんには動画を使い始めたことで、売り込まなくても問い合わせが入るようになった方や、地方から次々と招致されるようになったという方もいます。あなたのパーソナリティが溢れる動画は、ビジネスの強力な発信ツールになり得るのです。

さらに言えば、動画をみてすでにファンとして目の前に来てくれた人と、前情報なく初めて会う人と、どちらがクロージングがスムーズに行くのかは、言わずもがなですよね。動画はスムーズな集客の流れを作ってくれるツールでもあります。

動画を撮る大前提

とにもかくにも「堂々と」映る

動画をビジネスで使うなら、おさえておきたいのが、画面の中での“在り方”です。画面に映る人が自信なさげにしていたら、見ている側が気恥ずかしくなります。場合によっては、内容に集中してもらえないことも起きます。逆にちょっとたどたどしくても、不器用でも、堂々としゃべっていたら、不思議とひきつけられて見てしまうもの。ビジネスの発信ツールとして動画を活用したいと思うなら、とにもかくにも「堂々と」画面に映りましょう。

 完全に「慣れ」!やったもの勝ち

動画は完全に「慣れ」です。やったもの勝ち。個人でビジネスを始めるとき「自撮り」を頑張りましょうと教えられることがあると思いますが、最初は抵抗ありませんでしたか?(私はありまくりでした)それがやっていくうちに人前でも余裕でニコッと笑って、一発OKです。それは動画も一緒。1本目より、2本目。10本目になればまるで仕上がりは違っていることでしょう。

ではテクニカルな部分に入っていきましょう。

動画映りを良くする方法【撮り方:3つのポイント】

カメラの高さ:「目線の高さ」が基本

ここでスマホを構え、インカメラで自分を動画撮影をしてみましょう。試してもらいたいのは、①20度上方②20度下方③目線の高さの3パターン。いかがですか?それぞれ印象が全然違うことに気づくと思います。

①20度上方
写真(静止画)ではこの角度が一番女性を美しく(可愛く)見せると言われていますが、動画では、観ている人にとっては覗き込まれているようで落ち着かない。場合によっては媚びている印象を与えます。

②20度下方
こちらは良いところがまるでありません。観ている人にとっては見下ろされているようで、嫌な印象を与えます。しかもこのアングルは下顎が目立つので、女性は特に気をつけたいところ。

③目線の高さ
観ている人にとって一番安心できるのが「目線の高さ」です。人とリアルに相対しているとき、目線を合わせてお話ししますよね。そのイメージを画面でも作り出すのです。

人物のサイズ:基本は3分の1。「バストショット」か「ウエストショット」で撮る

ビジネス発信の場合、例えば講師として一人画面に向かってしゃべることがあると思います。そんなとき、映るサイズは、画面の3分の1くらいがオススメです。つまりバストショットかウエストショットで映る。画面の収まりがよく、また人々が見慣れているサイズなので、落ち着いて、安心して観てもらえます。もちろん、ホワイトボード等を使って説明しながらのしゃべりであれば、この限りではありません。ただそういうときもVTR導入の挨拶はバストショットがいいですね。

目線の置き方:ビジネス動画で目線キョロキョロは厳禁

3つ目は「目線」です。スマホで自撮り動画を撮る際、目線はどこにありますか?カメラを見て、画面に映る自分が気になってそちらに目線が動いて、またカメラに戻す…この一連の動作をやってしまっている人が結構多いです。そこに映った自分は目線がキョロキョロしています。実はこれが一番観ている人を落ち着かなくさせてしまうのです。人とリアルで話していてもそうじゃないですか。動画は特に一方通行なので、その傾向は顕著です。さらに目線が動く人は自信がなさそうな印象を与えます。ビジネスで自信がなさそうにしていては、お客さまの信頼は得られませんので特に意識しましょう。

動画映りを良くする方法【映り方:3つのポイント】

口角を上げる

普段からかなり意識している人でなければ、口角というのは自分が思っているより上がっていないものです。しかも動画で喋ることに真剣になったりすると、口角が下がる可能性が大きいです。これは意識するだけですぐに変わるので、心がけてみましょう。

声のトーンを意識する

テレビでアナウンサーさんのしゃべりを見るとよく分かるのですが、バラエティの時と、ニュースを読んでいるときは声のトーンが違うことに気づきます。これは視聴者層(ターゲット)を意識したものです。ビジネスでお客様に向けて喋るなら、基本的には落ち着いた少し低めの声を意識しましょう。視聴者が安心して聞いていられることが、最後まで見てもらうためにはとても大切になります。

喋り始め・喋り終わりははっきりと

例えば動画の始まりで「みなさま、こんにちは」とご挨拶するとします。そういうときは「ファ」の音で入ると、印象がいいと言われています。しかもはっきり「こんにちは♪」そして語尾までしっかり言い切りましょう。最後に何を言っているのかわからないことは人にストレスを与えます。販売動画なら音は命ですから、特に意識して語尾までしっかり出すようにしましょう。

最後に

私のクライアントさんには、ビジネスで動画を上手く使いこなすようになって、地方の方からオファーがバンバン来るようになった方がいます。売りこなくても、自然に問い合わせが来るようになった方もいます。動画のチカラで、更に売り上げアップを目指してみませんか?動画映りを良くする方法を覚えて、自信を持って挑戦してみてください。

★合わせて読みたい!
【動画映りを良くする方法】声のトーンが”伝わるパワー”を決める

動画映りを良くする方法をもっと知りたい方には…
オンライン動画教材「信頼と好感を獲得するビジネス動画の作り方」

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吉田アキ

日本中の誰もが知る朝の人気番組を16年間担当する、現役TVディレクター。企画から取材・撮影、編集までこなす番組制作のプロ。これまで取材した人は1,400人以上(2019年8月現在)。様々な想いを抱えて生きる人たちを取材するドキュメンタリー企画を得意とする。 現在は、番組制作を超えて、ビジネスで動画を活用したい起業家・経営者の動画コンサルや動画制作を展開。また現役ならではのリアルでタイムリーなメディア側の視点でメディアプロデュースやプレスリリース制作代行も行い、人気を博している。 詳しいプロフィール

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メディアPR戦略パートナー/映像コンテンツプロデューサー/現役TVディレクター
吉田 アキ (Aki Yoshida)

日本中の誰もが知る朝の人気番組を16年間担当する、現役TVディレクター。企画から取材・撮影、編集までこなす番組制作のプロ。これまで取材した人は1,400人以上(2019年8月現在)。様々な想いを抱えて生きる人たちを取材するドキュメンタリー企画を得意とする。

現在は、番組制作を超えて、ビジネスで動画を活用したい起業家・経営者の動画コンサルや動画制作を展開。また現役ならではのリアルでタイムリーなメディア側の視点でメディアプロデュースやプレスリリース制作代行も行い、人気を博している。

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