「文章の6倍の情報を伝える」と言われる動画。新型コロナウィルスの感染拡大で、リアルで動けない中で、オンライン発信や動画発信でファンを作り続けることは、あなたのビジネスの未来を確実に左右することになるでしょう。
じゃあ動画をやってみよう♫と、すぐ飛びつくのはちょっと待って!あなたはどれくらい動画撮影のノウハウを知っていますか?ビジネスの発信ツールとして動画を使うなら、必ずおさえておきたい「動画撮影のコツ」があるんです。逆にそれをおさえて発信しないと、“伝える”チカラが強い動画は、あなたのビジネスに大きくマイナスをうむ恐れを秘めているのです。
こちらでは、ビジネスで動画をうまく使いこなすためのコツを知ることができます。動画の“伝える”チカラで、あなた自身のパーソナリティをより深く知ってもらって、お客様から選ばれる確率を高めましょう。
さて、先日、あるクライアントさんから「インスタライブをするので、配信するときのコツを教えてほしい」とご依頼をいただき、インスタライブやSNSのライブ動画配信をいくつも研究していました。そこにはずっと見ていたいなと思うものもあれば、すぐに見るのをやめてしまったものもありました。その違いは何なのか。いくつか理由が見つかったのですが、今回はその一つ「声のトーン」について、一緒に考えてみたいと思います。
この記事の内容は
声のトーンが”伝わるパワー”を決める
“素”のままでは伝わるものも伝わらない
あなたはこういう声が好き♪というのがありますか?私はめちゃくちゃ声フェチなので好きな声談義をしたいところですが…今回は、声が良い悪いではなく、声のトーンの話です。
私が観たのはフォロワーが10数万人以上いる人気のインスタグラマーさんのライブ配信で、座談会というか、仲間数人が集まって色んなもの紹介していくというもの。内容自体はまぁ面白かったし、コメントもひっきりなしに入ってきて、かなり盛り上がっていたのですが…一つ、すごくもったいないと思ったことがあったんです。
それは…出演者たちの「声のトーン」。一言でいうと…「素」であり過ぎた!!!素で話し過ぎていて、きっとご本人が思うよりゴモゴモして、元気がなさそうに聞こえてしまっていたのです。普段家族や友達と話すときは、その人の喋りたいままで全然構いません。ただ動画に映ったときは…素のままだと“伝わるパワー”が不足してしまうのです。これはもったいない!内容が良いなら、なおさらそう思います。
上から下にボールをポンと投げるイメージで
文字だとなかなか伝えにくいのですが、動画に映るときの声のトーンは、下から上ではなく、「上から下にボールをポンと投げるイメージ」がいいです。これはテレビディレクターとして、アナウンサーなど出役さんたちを見ていて感じていたことでもあります。伝える仕事をしている人、アナウンサーや人気セミナー講師などは、みんな、これができています。よかったらテレビなどを見て、観察してみてください。
声のトーンを意識するだけで全体の印象まで変わる
声のトーンを意識して発してみてもらうと、おそらく目を見開いたり、口角をあげたり、顔の表情まで変わってくることがわかると思います。つまり、あなたの全体の印象も明るくなるのです。
声をワントーン上げるつもりで「さぁ話すよ」という気持ちを持って話し始める。それだけで伝わり方は変わります。“伝えるんだ”というパワーを、画面の向こうのお客様に届けましょう!
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吉田アキ
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